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一風変わった家に住みたいという願望がある方に向けて、今回ご紹介するのは「洞窟の家」です。
マインクラフトでは、洞窟でおしゃれな家をつくれると秘かなブームになっているようです。
実はゲーム上だけではなく、現実に洞窟を家にしている方がいるのをご存じでしょうか。
現実の洞窟の家もゲームに負けないほどとてもおしゃれです。
記事内では世界各地にある洞窟の家の様子をご紹介したあとに、一般的な一戸建てと洞窟の家での暮らしを比較します。
これから宝塚市で不動産を探されるという方はぜひ参考になさってください。
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世界にはおしゃれな洞窟の家があるってホント!?
洞窟の家というと、トルコのカッパドキアをイメージする方がいらっしゃいます。
カッパドキアの洞窟の家は、紀元前3,000年ごろからつくられていると言われる、歴史ある住居です。
1985年に世界文化遺産に登録されており、現在も洞窟の家で暮らしている人がいます。
また、アメリカには、現代の生活様式に合わせた洞窟の家が建築され、販売されています。
外観・内装ともに洞窟を活かしたおしゃれな雰囲気の家が多いため、個性的な家に住みたい方におすすめです。
ちなみにマイクラで「洞窟の家」がトレンド!
ところで、「マインクラフト(Minecraft)」というゲームをご存じでしょうか。
マイクロソフトの子会社が開発しているゲームで、世界1位の売上を誇る大人気のゲームです。
ゴールや決まった遊び方はなく、広大なフィールドにさまざまな素材のブロックを積み上げたり壊したりして、建物や村などつくりたいものを自由につくることができるため、大人から子どもまでハマる人が続出しています。
そのマインクラフトで、拠点として洞窟の家をつくることが秘かにブームになっています。
洞窟の家のつくり方は、Webの記事や動画などさまざまな媒体で紹介されています。
つくる人の趣味嗜好が現れるため、自分がつくった洞窟の家を他の人のものと比べるのも面白いでしょう。
ゲームで理想の家をつくって、現実の家づくりの参考にするのもよいかもしれません。
洞窟の家と一戸建て!どっちに住みたい?
ここまで、現実の世界でもゲームの世界でも、洞窟の家に注目が集まっていることをご紹介しました。
洞窟の家と一般的な一戸建て、日常生活を送るとしたらあなたはどちらのほうがより魅力的に感じるでしょうか。
熱さ対策や寒さ対策に困ることなく、ライフラインに不安のない快適な生活を送りたい方は、一般的な一戸建てに住んで設備や暮らし方をカスタマイズしていくほうが、洞窟の家に住むよりも比較的低コストで居心地の良い家にすることができるのでおすすめです。
一方で、多少不便でも「洞窟の家に住みたい!」という強い思いがある方や、一つの人生経験として短期間でも洞窟の家に住んでみたいという方は、洞窟の家に住むことで幸福度の高い暮らしを送ることができるでしょう。
洞窟の家は日本にもある?
現在の日本では、洞窟の家はほとんど聞きません。
しかし縄文時代に暮らしていた人々は、「竪穴住居」という洞窟のような家に住んでいました。
竪穴住居は、地面を掘りくぼめた床に数本の柱を立てて、その上に煙出し付きの屋根をかけた半地下の住居です。
住居の周りには、雨が入らないよう盛土も作られています。
地上の住宅より、夏は涼しく、冬は暖かいのだそうです。
理想的な住居のようにも感じますが、なぜ日本では発達しなかったのでしょうか?
仮説になりますが、日本の気候の特徴である「湿度」の高さが関係していると考えられます。
洞窟の家は、湿度が高いと言われています。
カッパドキアは半乾燥地帯のため、洞窟の家に住んでも支障はなかったかもしれません。
しかし日本の場合、洞窟の家の食料は、湿気によって腐りやすくなってしまいます。
通気性の良い地上での生活が好まれ、洞窟の家が発達しなかったのかもしれません。
洞窟の家の特徴は?
カッパドキアに現存する家の多くが、不思議な形をした岩の中に作られているのが特徴です。
その家の形は、洞窟とテラスを組み合わせた形をしています。
冬には暖かい洞窟で暮らし、夏になると明るく開放的なテラスで過ごすのです。
洞窟の家は、目的によって使う部屋を分けています。
例えば、暗くて涼しい場所の洞窟は貯蔵庫として使われます。
日当たりのない場所の洞窟内は、保湿性に優れるため、冷蔵庫のように果実やパンなどを数ヶ月保存することができます。
暖かくて明るい部屋は、台所やリビングとして使われます。
洞窟の家は、斜面を利用して建てられることが多いのも特徴の一つです。
斜面を活用してテラスを段上にすることで、プライバシーを確保できる集合住宅として機能しています。
トルコの洞窟の家の歴史
トルコ・カッパドキア地方で栄えた洞窟の家について、より詳しく解説します。
カッパドキアに人が住み始めたのは、先史時代にさかのぼります。
カッパドキアは、交易による文明の影響やその立地条件から戦略上の拠点にされてきたことから、しばしば市場や資源を狙った侵入や略奪の対象にされました。
こうした略奪者から身を守るため、住民は入口を隠すことができる洞窟に住むようになりました。
トルコの洞窟の家に使われる火山岩は、極小の孔からなる多孔質です。
そのため断熱性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせることに、領有をしてきたオスマントルコ人も気づき、新しく洞窟の家を作って住み始めました。
世界でもまれにみる風景として、トルコの洞窟の家は1985年に世界文化遺産に登録されました。
現在、洞窟の家はほとんどホテルに改修され、シーズン中は予約が難しい大人気スポットになっています。
まとめ
今回は、リアルでもバーチャルでも注目の洞窟の家についてご紹介しました。
マインクラフトでブームになっている洞窟の家が、現実に存在するとは驚きですね。
洞窟の家は外観も内装も唯一無二のものなので、ユニークな家に住むことに憧れている方にはおすすめです。
一方で、快適な日常生活を送りたい方にとっては、一般的な一戸建てのほうが手間やコストをそれほどかけずに暮らすことができます。
洞窟の家と一戸建て、どちらがご自身の理想の暮らしに合っているか、イメージを膨らませて購入を検討してみてください。
帰る場所、落ち着ける場所は人それぞれ。
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