こんにちは、鈴木正則です。
今日は、私が仕事で見聞きした面白い住まいの形の一つ、モバイルホームについてご紹介したいと思います。
モバイルホームというと、車を思い浮かべるかもしれませんが、実は家なんです。
しかも、場所を選ばずに移動できる家なんです。
では、モバイルホームとはどんなものなのか、キャンピングカーとはどう違うのか、メリットやデメリットは何なのか、一緒に見ていきましょう。
モバイルホームとはどんなもの?
モバイルホームとは、その名の通り移動できる家のことを指します。
車ではないので、運転免許やナンバーは不要です。
ただし、移動する際には専用のトレーラーに載せて牽引する必要があります。
モバイルホームは、普通の家と同じように水道や電気を利用できますし、内装や設備も自分好みにカスタマイズできます。
また、広さもさまざまで、一人暮らし用のコンパクトなものからファミリー用の広々としたものまであります。
キャンピングカーとはどう違う?
キャンピングカーとモバイルホームの最大の違いは、車であるか家であるかという点です。
キャンピングカーは車なので、運転免許やナンバーが必要ですし、駐車場やキャンプ場などに停めることができますが、住宅地に停めることは禁止されています。
キャンピングカーは、移動性や機動性に優れていますが、居住性や快適性には劣ります。
一方、モバイルホームは家なので、住宅地に設置することが可能ですが、移動するためにはトレーラーが必要ですし、移動先も限られています。
モバイルホームは、居住性や快適性に優れていますが、移動性や機動性には劣ります。
モバイルホームのメリット
モバイルホームには、一般的な家にはない魅力がたくさんあります。
ここではモバイルホームの5つメリットをご紹介します。
土地代がかからない
モバイルホームの最大のメリットは、土地代がかからないということです。
一般的な家を建てる場合、土地代は建物代の半分以上を占めることもありますが、
モバイルホームならその費用を節約できます。
また、土地の所有権や登記などの手続きも不要です。
モバイルホームなら、レンタルやシェアなどの方法で土地を利用できます。
気分や環境に合わせて場所を変えることもできます。
モバイルホームは車やトレーラーの一部として扱われるため、自動車税や自賠責保険などの費用だけで済みます。
好きな場所に移動できる
モバイルホームのもう一つのメリットは、好きな場所に移動できるということです。
一般的な家は固定された場所に住むことになりますが、
モバイルホームなら気分や季節に合わせて場所を変えることができます。
例えば、夏は涼しい山や海辺に移動して避暑したり、冬は暖かい南国に移動してリゾート気分を味わったりできます。
また、仕事や趣味などで長期間別の場所に滞在する必要がある場合も、自分の家を持って行くことができます。
移動する際には、道路交通法や各地域の条例などに注意しなければなりませんが、それさえクリアすれば自由に移動できます。
自分好みにカスタマイズできる
さらに、モバイルホームのメリットは、自分好みにカスタマイズできるということです。
一般的な家では、内装や設備を変更する際には許可や工事が必要ですが、
モバイルホームなら自由にカスタマイズできます。
例えば、壁紙や床材を変えたり、キッチンやバスルームを改装したり、照明や家具を取り替えたりできます。
また、屋根や窓を追加したり、テラスやデッキを作ったりすることも可能です。
他にも、省エネやエコなどの観点から、太陽光発電や雨水利用などのシステムを導入することも可能です。
災害時にも安全に避難できる
モバイルホームは、災害時にも安全に避難できるというメリットもあります。
一般的な家では、地震や洪水、火災などの災害に遭った場合、家が倒壊したり浸水したり燃えたりする危険があります。
また、避難所に行く場合も、混雑や不衛生な環境にさらされるリスクがあります。
しかし、モバイルホームなら、災害が発生する前に安全な場所に移動することができます。
また、自分の家を持っているので、避難所に頼らずに生活することができます。
さらに、停電や断水などのライフラインが寸断された場合でも、自家発電やタンクなどの設備があれば生活できます。
資産価値が下がりにくい
モバイルホームは、一般的な住宅と比べて資産価値が下がりにくいというメリットもあります。
一般的な住宅は、建築後から経年劣化や需要変化などによって価値が下がりますが、
モバイルホームは、メンテナンスやリフォームを行うことで価値を維持したり向上させたりできます。
また、需要も高まっているので売却する際にも有利です。
モバイルホームのデメリット
モバイルホームには多くのメリットがありましたが、デメリットもあります。
ここでは、モバイルホームのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
トレーラーの必要性
モバイルホームを移動するためには、トレーラーを借りたり買ったりする必要があります。
トレーラーは、大型免許や特別な許可が必要な場合もありますし、燃費も悪くなります。
また、トレーラーを保管する場所も確保しなければなりません。
トレーラーの費用や手間は、モバイルホームのデメリットの一つです。
設置場所の確保
モバイルホームを設置する場所を探したり契約したりする手間もかかります。
一般的な住宅と違って、土地の所有権や建築基準法などの問題が発生する可能性があります。
また、設置場所によっては、水道や電気などのライフラインの接続が必要になる場合もあります。
設置場所の確保は、モバイルホームのデメリットの一つです。
維持管理費や税金
モバイルホームは、一般的な住宅と同じように維持管理費や税金がかかります。
例えば、車検や保険や修理などの費用が発生しますし、固定資産税や自動車税などの税金も支払わなければなりません。
また、設置場所によっては、賃料や管理費なども発生する可能性があります。
維持管理費や税金は、モバイルホームのデメリットの一つです。
防音性や断熱性の低さ
モバイルホームは、一般的な住宅と比べて防音性や断熱性が低いと言われています。
これは、モバイルホームの構造上や素材上の問題です。
防音性や断熱性が低いということは、外部からの騒音や気温の変化に影響されやすいということです。
これは、快適さや健康面にも影響する可能性があります。
防音性や断熱性の低さは、モバイルホームのデメリットの一つです。
近隣とのトラブル
モバイルホームを設置する場所によっては、近隣とのトラブルが起こりやすいと言われています。
これは、モバイルホームが周囲に馴染まない場合や、駐車場やゴミ出し等で迷惑をかける場合などが考えられます。
また、モバイルホームの所有者自身が、近隣とのコミュニケーションを取らない場合も問題になる可能性があります。
近隣とのトラブルは、モバイルホームのデメリットの一つです。
まとめ
今回は、モバイルホームという新しい住まいの形について紹介しました。
キャンピングカーとは違って家なので、快適に暮らすことができます。
しかし、移動するためにはトレーラーが必要だったり、設置する場所を探したりする必要があります。
モバイルホームは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
あなたもモバイルホームで新しい暮らしを始めてみませんか?