廃バスを改造して住むことはできる?注意点やDIY術もご紹介

廃バスを改造して住むことはできる?注意点やDIY術もご紹介 車に住む
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甲子園口エリアに新築一戸建てをお考えの方で「せっかくなら個性的な家に住みたい」「旅をしながら生活することに憧れている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

同じような夢を持っている方は海外にも多くいるため、海外の事例も参考にすると住まいの選択肢の幅が広がります。

今回は、廃バスをキャンピングカーのように改造して生活している事例やバスで生活する際の注意点、DIY術などをご紹介します。

他にも廃車のバスの価格や購入方法についても紹介していますので、移動できる住居に住むことを検討したい方は、ぜひご参考になさってください。

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法律上住宅に改造したバスに住むことは可能か

まず、前提として押さえておきたいことは、改造したバスに住むことは法律上可能なのかという点です。

日本の法律上、改造したバスで生活することは可能ですが、バスに住所を置くことができないため住民票を取得する家が別に必要になります。

つまりバスそのものは、法律上は住居用の不動産という扱いではなく、車両という扱いになるのです。

そのため、一般的な家に住む場合に納めなければならない固定資産税が不要になるなどのメリットがあります。

その一方、車両なので、自動車関連の税金や車検に関する注意点があります。

注意点については後述します。

そもそも改造したバスに住むことは現実的?

廃バス

廃バスを改造して暮らす場合、法律的には「車に住む」ということになることがわかりました。

では、実際に日常生活をバスで送ることは可能なのでしょうか?

結論としては、時間とお金に余裕がある方やDIYでバスを改造できる方は、バスで生活することができるでしょう。

海外では、廃バスをDIYなどで改造して生活している方がいます。

たとえば、イスラエルの例では、女性2人が廃バスを購入して、知人のデザイナーに相談しながらバスを改造しました。

その結果、廃バスはマイホームになりえるほど設備が充実した内装になりました。

一方、最低限の生活が送れる状態にするためにインフラを整えたり、公道を走るために車検を通すには、一般的な自動車の車検に比べて高額な費用が必要になったりするという点で、バスに住むことは現実的には厳しいと感じている方もいるようです。

イスラエルの事例では、廃バスの改造にかかった金額は公開されていませんが、廃バスの購入費用や装備の費用といった基本的に必要となる費用だけでなく、デザイン費用もかかっていることがわかります。

また、内装を理想の空間にするためには、部品を特注したり自分で作ったりしなければなりません。

バスの改造には時間もお金も費やすため、ご自身にその余裕があるかどうかはしっかり確認しましょう。

バスに住みたい!注意点はある?

「時間もお金も問題なし!」という方は、改造したバスに住む際の注意点についても知っておくと、さらに検討しやすくなるでしょう。

注意点はおもに、住民票の取得や税金といった行政的な手続きに関するものです。

ここでは、注意点を3つ解説します。

注意点①バスでは住民票を取得できない

日本では、車両で住民票を取得することができません。

住民登録をするために、賃貸物件を借りるか、家族や知人に頼むなどの対策が必要です。

荷物や郵便は郵便局などで受け取ることができる場合もありますが、住民税についての通知は住民登録をしている住所に届くため、ご自身が確認しやすい住所で住民票を取得することが大切です。

注意点②公道を走るためには8ナンバーを取得して車検を受ける必要がある

廃バスは、車両として利用しなくなったときに「抹消手続き」という手続きがされており、公道が走れない状態になっています。

そのため、移動できる状態にするためには、特殊車両に該当する8ナンバーを取得し、車検に合格するように整備しなければなりません。

注意点③自動車に関する税金を支払う必要がある

先述のとおり、バスは不動産ではなく自動車として扱われるため、バスに住む場合は「自動車税」や「自動車重量税」といった自動車に関する税金を支払います。

8ナンバーの車両は、同じ重量や排気量の一般的な自動車に比べて、自動車税が安くなるというメリットがあります。

また、不動産である一般的な家に住むとかかる固定資産税は、毎年大きな金額になる場合が多いことと比較すると、自動車に関する税金はそれほど多額でないことも嬉しいポイントですね。

バスをDIYで改造して快適に利用する方々

バスをDIYで改造して快適に利用する方々

注意点を踏まえたうえで、改造したバスで暮らすことにわくわくしている方は、どのような内装にするか、どこまでDIYできるのかが気になっているでしょう。

この章では、すでに廃バスを改造して住んでいる事例として2つご紹介します。

バスでの暮らし①アメリカの女性が改造したバス

まずは、ニューヨークに住むDIY好きの女性が、廃バスを購入して改造し、実際に自宅として住んでいる事例をご紹介します。

彼女は、職人と協力して金属の内装をはがしたり、客席を取り外したりするところからDIYで改造していきました。

内装には断熱材を敷き詰め、外装にはポリマーコーティングを施して耐熱性を高めました。

また、クローゼットやベッド、キッチンを木枠から設計し取り付けています。

床にはフローリングではなく、本物の木を使用しており、快適な空間に仕上がっていました。

改造を計画し始めてから完了までに3年かかったそうですが、彼女自身が快適だと思う空間が完成しました。

自分の望む空間を一から作ることができるのは、バスをDIYで改造する魅力の一つですね。

バスでの暮らし②ニュージーランドのファミリーが改造したバス

次は、ニュージーランドに住む4人家族の事例です。

彼らは古いスクールバスを購入して改造しました。

驚くのは、日曜大工の経験がなかったご夫婦が、手作業でバスの改造を進めていったことです。

インターネットの情報を参考にして、内装の改造はもちろん、天井のソーラーパネルの設置もご夫婦で協力しておこなっていました。

薪ストーブや収納力がしっかりあるキッチンは、一般的な家に住む方でも羨ましいと感じそうな出来栄えです。

トイレやサブバッテリーもしっかり備わっていて、インフラ面でも心配はなさそうです。

旅をしながら大自然のなかで過ごす生活は、大人にも子どもにも人生のなかでかけがえのない時間となるでしょう。

ほかにもたくさん!バスのDIY術!

アメリカの事例とニュージーランドの事例から、DIY術を2つご紹介します。

カウチを広げるとベッドスペースに

バスの一か所に腰掛けられるようなスペースを確保しておきます。

座る面を引き出してスペースを広げられるように設計すれば、ベッドスペースに大変身。

来客があった際に利用することができるため便利です。

電気の供給源としてソーラーパネルは多めに設置

家電製品を利用したりインターネットに接続したりするなど、現代の生活は電気がなくてはならないものです。

一般的な自動車と違い、バスの天井は面積が大きいため、できるだけ多くのソーラーパネルを設置することで電力を大幅に賄うことができます。

ニュージーランドの事例では、生活に必要な電力をソーラーパネルですべて賄っているそうです。

バスをキャンピングカーに改造!自作の注意点は?

キャンピングカーは動く家とも言われ、車内の限られたスペースに家と同じ設備を詰め込む工夫がされています。

バスであれば、レイアウト次第で5~6人程度寝られるように改造することも可能です。

ここでは、バスを自作でキャンピングカーにしたい方に向けて、注意点などをご紹介します。

まず、内装は断熱を意識することが大切です。

普通車に比べて窓が多いバスは、車中泊の際に直射日光が当たってしまいます。

そこで、外気の影響を受けにくくするため、断熱処理を施す必要があります。

自作の場合は、天井や壁を一度剥がして、断熱材を敷き詰めましょう。

窓には断熱フィルムを貼ります。

こうすることで、車内の快適性を高めることができます。

また、自作のキャンピングカーではサブバッテリーも重要です。

もともと搭載されているメインバッテリーは、車を始動させるためにあります。

冷蔵庫やFFヒーターなど、車内の電化製品に対してはサブバッテリーを使用します。

車内生活ではエンジン停止中も電源接続が必要なため、サブバッテリーは欠かせません。

設置する電化製品に応じて、サブバッテリーを増やしたり、ポータブルバッテリーを置いて生活電源を確保しましょう。

廃車のバスの価格は?どこで購入できる?

廃車のバスの価格相場は、100万~200万円程度と考えておくといいでしょう。

中には100万円以下の格安バスや、1,000万円超えの現役で使えるバスもあります。

中古バス販売のホームページを調査してみると、価格は年式や走行距離、内部パーツ等で左右されるようです。

廃バスに住むことを前提に購入するなら、内装やサイズを重視するといいかもしれません。

廃バスの購入は、中古バスの販売サイトがおすすめです。

取り扱っているバスの種類が多く、理想や予算にあったバスを探しやすいでしょう。

購入はしなくても、相場感を確かめるのにも活用できます。

または、大型車専門のリサイクル業者や解体業者から買い取る方法もあります。

内部パーツが古いバスや取り外されたバスであれば、格安で買取できる場合があります。

小型バスを改造する魅力とは!

小型バスは明確な定義はありませんが、乗車定員20人前後のバスです。

普通車のキャンピングカーより車内のスペースが広く、車内の設備も豪華にできます。

そのため、生活インフラを充実させたい方におすすめです。

きちんと車両整備を行えば、大人数での旅やキャンプを楽しめるキャンピングカーとしても活用できます。

乗車定員10人以下になるよう改造された小型バスは普通車扱いとなり、普通免許でも運転が可能になります。

住むために改造した小型バスを自分で運転できたら、活動の幅が広がってわくわくしませんか?

ちなみに、小型バスで11人以上が定員のバスの場合は中型免許以上が必要になりますので、念のため覚えておくといいでしょう。

まとめ

廃バスを改造して住んでいる方は、海外に多くいます。

そのため、廃バスを購入した後にどのように改造し、どのような暮らしを送ることができるかについて、参考にできることが多くあります。

一方、日本でバスを改造して暮らす場合は、法律上の扱いや注意点を把握しておき、海外との共通点と相違点を踏まえたうえで検討することが重要です。

帰る場所、落ち着ける場所は人それぞれ。

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