無人島での暮らしとは?一般的な不動産を購入する場合との比較も

無人島での暮らしとは?一般的な不動産を購入する場合との比較も 海に住む

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自由気ままに生きていきたいという方のなかには、自分で一から暮らしをつくる無人島での生活に憧れている方がいるのではないでしょうか。

無人島は、実は一般的な家を購入するよりも安く手に入れることができる場合があるため、個人で購入を検討する方もいます。

今回は、無人島で暮らしてみたい方のために、そもそも個人が無人島を買うことができるのかということから、実際に暮らす場合に知っておきたいポイントや、無人島での暮らしの様子、一般的な家を購入する場合と比較してどちらが良いのかを解説します。

これから甲子園口エリアで新築戸建てを建てたいと考えている人は無人島と家の購入はどう違うのかなど参考にされてみてはいかがでしょうか。

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個人で無人島の購入はできるの?

個人で無人島の購入はできるの?

「一般的な家に住むように、無人島を購入して暮らしたいけれど、個人で購入できるのだろうか」と疑問に思う方は少なくないでしょう。

日本にある無人島は6,000以上あり、そのうち購入できる島が10島ほどあります。

価格は、手を伸ばしやすい600万円ほどから、億単位になるものまでさまざまです。

一般的な家を購入するよりも安い費用で、島を所有できる可能性があることに胸が躍りますね。

まずはどのような無人島があるかを調べ、見学して島の様子や立地を確かめたうえで、購入を検討することが重要です。

日本で購入できる無人島カタログ

では、日本で購入できる無人島にはどのような島があるのでしょうか。

ここでは3つの島をご紹介します。
※2021年時点での情報であるため、現在の状況とは異なっている可能性があります。

[三重県にある名前のない島]
三重県志摩市の英虞湾に浮かぶ小さな島で、価格は980万円です。

この島の魅力は何と言っても、所有者になれば好きな名前がつけられること。

また、島を購入した方には5人乗りのボートのプレゼントもあるそうです。

本島から遠くないため買い物などがしやすく、日常的にこの島に住む場合でも不便に感じることは少ないでしょう。

[宮城県にある白浜島]
日本三景として名高い「松島」のうちの1島で、価格は3,000万円です。

日々、荘厳な景色を見られることはもちろん、白い砂浜のプライベートビーチがある点が大きな魅力でしょう。

ただし、国定公園に指定されているため、建物を建てることができないことに注意が必要です。

島の草刈りなどの整備は国がおこなってくれるので、非日常を味わうための場所としてキャンプなどに利用するのがおすすめです。

[熊本県にある黒島]
地域の方からは「ササ島」と呼ばれる島で、価格は1億8,000万円です。

面積は6,345坪と広大で、周辺の海では1年を通じて釣りを楽しむことができるため、季節を問わずさまざまなレジャーを楽しむことができるでしょう。

また、近隣は有名な温泉地なので、この島で温泉が出る可能性もあります。

予算に余裕があれば、暮らしを豊かに施設や機能を充実させて、ご自身の理想の暮らしを追求するとよいでしょう。

無人島で暮らすならチェックしておくべきポイント

どのような無人島を購入することができるのかを具体的にご紹介したことで、一層無人島での暮らしをスタートさせたくなったのではないでしょうか。

ここからは、無人島の購入を検討するうえで、見学時にチェックしておくべきポイントを4つ解説します。

[アクセスの良さ]
無人島を購入して島で日常生活を送りたい方はもちろん、週末などの短期間で無人島を楽しみたい方にとっても、アクセスの良さが最重要であると言っても過言ではありません。

体調を崩したり大けがをしたりした場合を想定して、最寄りの病院の場所や到着するまでの時間を調べておくとよいでしょう。

万が一の自然災害のときでも、それほど移動時間をかけずに避難できると安心です。

[平地があるかどうか]
島内に平地があることも重要なポイントです。

無人島は基本的に島の中心が高く、樹木が密集していることが多いです。

沿岸部は低くなっていますが、崖になっていることがあるため、そのままでは生活しづらい島もあります。

平地があれば、テントを張ったり建物を建設したりすることができるので、島を購入してすぐに拠点を確保することができます。

[地権者の人数]
無人島の所有者は、自治体であったり個人であったりとさまざまです。

所有者が複数人であることがあるので、のちのトラブルを避けるためにも、購入前に権利関係について確認しておくことをおすすめします。

[購入方法と購入以外の方法]
無人島の所有者が自治体であることが多いため、無人島の購入は不動産会社を介することが一般的です。

「すぐには購入できないが無人島生活を味わいたい」「何度か試してみてから購入を検討したい」という方は、「貸切」という方法で無人島を利用することができます。

また、無人島を活用したイベントを自治体などが開催している場合があるので、そうした機会を利用して、お目当ての無人島に足を運ぶのもよいでしょう。

無人島での暮らしってどんな感じ?

無人島での暮らしってどんな感じ?

購入前には島に関するチェックポイントだけでなく、実際にどのような暮らしを送ることができるのか、イメージを膨らませておくことも大切です。

ここで、岡山県のとある無人島へ25歳で移住した方の暮らしをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

その方は無人島に住み、古民家を改修して宿泊業を始める準備をしています。

地元の人の繋がりで、島の古民家を借りられることになり、無人島に移住して宿泊業を開業することを決意したそうです。

移住した当初は、本島から無人島へ船で通勤して、古民家の改修を進めていました。

島に移り住んでからは、古民家を地元の大工さんなどと改修したり、自身のプライベートな時間を過ごしたりしています。

私生活で買い物をする際は、車で港まで運んだ荷物を船で持ち帰って、自宅のある高台の上まで運ぶといった、島暮らしならではの大変さもあるとのこと。

憧れだけで無人島での生活をスタートさせるのではなく、実際の島での暮らしはどのようなものになるのか、またご自身の理想を叶えられるのかを事前にイメージしたり、体験したりしておくことが重要ですね。

なぜ無人島に住みたい心理になるのか?

忙しい毎日で、一人になりたくなることはありますが、「無人島で暮らしたい」と思う人は多くはないはず。

無人島に住みたくなるのは、どのような心理的要因が働くためでしょうか?

考えられる要因を調べてみました。

人間関係が面倒

人と会って生活を営む中で、人間関係が大きなストレスとなり、無人島に住みたい心理になる可能性があります。

面倒な人間関係に心が追い付かず、他人と距離を置いた生活をしたくなるかもしれません。

癒しがほしい

社会生活に疲れを感じ、のんびりとマイペースで生活しながら自然に癒されたい、そんな心理が働くこともあるかもしれません。

手つかずの雄大な自然に囲まれた無人島なら、現実社会にはない開放感で満ち溢れています。

刺激が欲しい

無人島はのんびりとマイペースで生活ができる一方で、無人だからこそ自分の力が試されます。

サバイバル能力を発揮しなけらば暮らしていけない場所なのです。

平凡な毎日に飽きてしまい、刺激が欲しいと感じた時、無人島暮らしを考える心理状態になるかもしれません。

こんな無人島移住生活があった!

会社経営者として成功を収めたある人物が、これまでの生活とは正反対の暮らしをすることになったというお話があります。

モノを手にすることを原動力に働いてきたけど、そんな生活に疑問を感じ始めた頃、ミクロネシア連邦のチューク諸島を訪問。

そこで出会った無人島を購入したのです。

200歩ほどで沿岸を一周できる小ささの無人島は、海本来の豊かさがなく、サンゴ礁が4分の3くらい死滅した状態だったそうです。

「360度サンゴで囲まれた島に戻したい」「一度何もかも捨てて自分の人生を見つめ直したい」その思いで無人島開拓を始めました。

鳥のさえずりで目覚め、満点の星の下で眠る生活に、最初は感動しきりだったそうです。

しかし海が荒れて船が往来が途絶えると食料がなくなり、時に嵐に見舞われたこともあったそうです。

過酷な生活で体調を崩したこともありましたが、時間をかけて自給自足の暮らしを定着させ、やがて無人島は美しいサンゴ礁に囲まれた「奇跡の島」になりました。

すべてを捨てるほどの覚悟があれば、誰にも真似できない経験ができるのだと感じます。

無人島に住むには許可が必要?

無人島とはいえ、どこかに必ず土地の所有者がいるものです。

そのため無人島に住むためには、自分の土地として購入するか、持ち主に許可を得る必要があります。

整備された無人島であれば、その運営者に問い合わせて確認しましょう。

しかし無人島は、管理されていない土地である場合がほとんどです。

国や自治体、漁協、個人の土地などは、電気や水道のない手つかずの無人島であることが多いです。

どんな状態であれ、無許可で上陸すると「不法侵入罪」と見なされ、罰金を課せられる可能性があります。トラブルを避けるためにも、許可なく上陸することはやめましょう。

また、本格的に無人島で住もうとすると、生活インフラの整備を一から始めることも多いので、かなり大変な作業が伴うことが考えられます。

バライティ番組の無人島生活では、そういった背景が見えないので、安易に考えないよう注意が必要です。

無人島生活ができる場所はココ!

「もっと無人島生活を気軽に体験してみたい!」

そんな方は、無人島でキャンプをしてみてはいかがでしょうか?

ここでは、キャンプができる無人島を3つご紹介します。

和歌山県:地ノ島

有田市の漁港から船で10分ほどの場所にある無人島です。

島にはトイレだけが整備されています。

キャンプだけではなく、海水浴場としても人気の高いスポットです。

広島県:龍王島

風早桟橋から渡船で約5分の場所に位置しています。

ここには、テントが張れるキャンプ場や、自然体験や野外活動ができる場所が整備されています。

期間限定で日帰り利用も可能です。

熊本県:黒島

倉岳町棚底港から船で約30分の御所浦港へ移動し、そこから海上タクシーで15分ほどの場所にあります。

電気や水道が全く通っていない、本格サバイバル生活が体験できます。

無人島を購入するよりも不動産を購入するほうが手軽!

ここまで、無人島を購入する際や実際に暮らす際にポイントになることを解説しました。

最後に、日常生活を送る拠点として、無人島と一般的な家などの不動産のどちらを購入するほうが良いかについて考えてみます。

まず費用については、無人島の購入は、陸上でいうところの土地を購入することと同義であるため、島や土地の購入費用にくわえて、住居を建てるための費用がかかります。

無人島で住居を建てる場合は、陸上の一般的な宅地と違い、地盤の調査費用や地盤強化のための工事が必要になり、出費がかさむ可能性があります。

アクセスや土地の状態、権利関係の確認については、陸上の土地なら海を渡らなくてよいため、手間も時間もかかりにくいです。

これらのことから、日常生活の拠点としては無人島よりも一般的な不動産のほうが、購入する前後の手間や費用を減らすことができ、手軽に所有できると言えます。

まとめ

今回は、無人島での暮らしにフォーカスして、無人島の購入に関するポイントや、実際の無人島での暮らしをご紹介し、最後に無人島と一般的な不動産の購入について比較しました。

自由な暮らしに心惹かれる方が、一度は憧れるであろう無人島暮らし。

本島での暮らしと変わらない快適な生活をしようと思うと、手間や費用がかかるため、その点を踏まえて無人島で暮らすのがよいかどうかを検討することをおすすめします。

帰る場所、落ち着ける場所は人それぞれ。

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